フッ化水素酸《HF》とは?
■フッ化水素酸についてフッ化水素酸は蛍石を粉砕し、濃硫酸を加え過熱すると発生するガスでフロンガス精製の原料となる。フッ化水素酸がフロンになった場合毒性の心配はないが、フロンが熱に触れると熱分解を起こし再びフッ化水素酸が発生する。許容管理濃度3ppmとされている。
■フッ化水素酸の毒性について
目、鼻、のどを強く刺激する。蒸気を吸入すると気管支、肺、 のどが侵され、一時的に声が出なくなる。肺は肺水腫を起こし、重いと呼吸麻痺を起こして死亡する。慢性中毒は全身衰弱をきたす。
※RTECS=急性吸入毒性LC50 1,276ppm/1H(ラット)
地球温暖化ガスCO2放出について
【疑 問】 地球温暖化ガスCO2を使っていて、環境悪化に繋がらないの?≪答え≫CO2は新たに作り出すことが問題です。たとえば、ガソリンを燃焼したときや石油を燃焼したときには大量に発生します。しかし、エアーブロアーに使っているCO2は新たに作るものではなく、ドライアイスなどと同様、石油精製などの生成過程の副産物として、通常大気にあるものを二次利用しています。反面、温暖化ガスのHFC-134aやHFC-152aは化学的に生成されたものを開放するため問題になるのです。
用語の説明
- HFC-134aガス
正式名:テトラフルオロエタン。CFCガス(オゾン層を破壊するガス)の代替として開発されたガス。主な用途は自動車用冷媒、家庭用冷蔵庫などです。 - HFC-152aガス
正式名:ジフルオロエタン。HFC-134a同様代替として開発されたガス。主な用途はエアーブロアー噴射剤、エアゾール噴射剤、一部冷媒としても使用しています。 - DME
正式名:ジメチルエーテル。エアゾール噴射剤用として開発されたガス。あらゆる物質に溶解しやすく。圧力も安定しているため、幅広いエアゾール用途に使用されている。また、近年クリーンガス燃料として石油に変わる新エネルギーとして注目を浴びています。 - CO2
二酸化炭素。通常大気中にあるものですが、排気ガス、燃焼時に大量に排出されるガスで地球温暖化の大きな問題となっている。製法は天然ガス、発酵ガスなどから不純ガスを取り除く脱硫精製を行います。 - 比重
水1cc=1g(比重:1)としての重さを表す。
例えば:HFC152a 100gの場合比重が0.898であるから
100÷0.898=111.36cc(ml)となります - 沸点
文字通り、沸騰するのに必要な温度、示した液化ガスの沸点は全てマイナス温度であるため、常温で液化することはない - 蒸気圧
よく言う圧力のことを指す。物質の圧力は温度により変化するので、物性表では常温の範囲で示している。 - 地球温暖化係数
CO2=1とし100年間で測る数値 - 燃焼範囲
ガスが燃焼する濃度の範囲
例えばHFC152aの場合4.1〜19.1%なので空気中の濃度がこの範囲であると燃焼する。これ以上以下では理論上燃焼しないこととなる。 - 燃焼エネルギー
燃焼したときの火力をあらわす。しばしば燃焼カロリー(kal)で表現することもある。 - 引火点
引火する時に必要な温度 例えばHFC152aの場合‐50℃。これ以下では着火源があったとしても引火しない - 発火点
ガスが自然発火するときの温度。HFC152aの場合温度が454℃になった場合自然発火する可能性がある。 - フッ酸
正式名:フッ化水素酸(HF)。強い刺激臭をもち、きわめて有毒。少量でも呼吸困難、目が痛くなる。大量に吸引すると極度の呼吸困難から死にいたることもある。




